2017年3月24日金曜日

日刊動労千葉 第8261号

奪われてたまるか!
避難・いのち・子どもたちの未来
3.11反原発・福島行動’17

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8261/

郡山市開成山・野外音楽堂に1100人が結集!

 政府はこの春に福島の「帰還困難区域」を除く全市町村の避難指示を解除しようとしている。福島県による「自主避難者」への住宅補助も打ち切られる。被ばくと福島への帰還が強いられようとしている。
 東日本大震災・福島原発事故より6年となる3月11日、福島県郡山市内の開成山・野外音楽堂において「3・11反原発福島行動17」の集会が開催された。 
 動労千葉からは16名が参加した。
 主催者を代表して、動労福島の橋本光一委員長が「安倍政権は、子供の教育を騙り私たちから税金をむしり取り戦争をしようとしている。この安倍のお先棒をかついでいるのがJR東日本だ。この4月1日に常磐線を通そうと言っている。今朝の新聞では10月には、富岡まで開通させるとしている。原発事故がなにも終わってない第一原発にどんどん近づいている。しかも、浪江の駅は外注化すると言っている。外注会社、非正規労働者なら被ばくさせていいのか。そんなのおかしい。私たちは今日の闘いを皮切りに、安倍政権と、金儲けのやからと闘います。労働組合をつくりいっしょに闘おう。」と訴えた。

365日、福島とつながろう

 動労総連合の参加者が登壇。動労千葉、動労水戸、動労東京が発言。動労千葉の中村執行委員は「3月4、5日全乗務員を対象に『地方ローカル線切り捨て阻止!第2の分割・民営化粉砕!』のストライキを貫徹した。館山という房総半島の南端の地で1月に結成された『内房線と地域を守る会』が地域住民、行政、国会議員の参加する集会を開催し、地方から声を上げようと大成功した。JRのローカル線切り捨ては、国が福島を切り捨てようとしている事と同じです。『被爆と帰還の強制反対署名』を労働組合として取り組み、450筆を届ける事が出来ました。3月11日は特別な日ですが、365日福島とつながろう。」とした。
 連帯のあいさつとして沖縄の元基地労働者・水島満久さん、全国農民会議共同代表で福島県本宮市の鈴木光一郎さん、三里塚反対同盟の市東孝雄さんが発言した。
 福島からは、浪江町・希望の牧場代表の吉沢正巳さんが、「原発を終わりにするために残り人生を尽くし、闘おうと思っている。」と熱く語った。
 福島診療所建設委員会代表の佐藤幸子さんは検査縮小、住宅支援打ち切り攻撃の中で苦闘する福島のお母さんたちの現実を訴え、職場で一緒に問題を取り上げていく手がかりをつかんだと語った。
 地震発生時刻の午後2時46分に、福島市の椎名千恵子さんの呼びかけで全員で1分間の黙とうを捧げた。
 最後にふくしま共同診療所の布施幸彦院長が「これからが本当に放射線による健康障害、健康被害が出てくる時代に入る。署名運動をとおして東京オリンピックを返上させて安倍政権を倒そう。」と訴えた。
 集会宣言が読み上げられ郡山駅前までの、怒りの郡山市内デモに出発した。

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外注化阻止ニュース 第308号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka308.pdf


本体で現場採用は一切なし
東武鉄道 鉄道業務を丸ごと別会社化

 東武鉄道では2003年に、車両メンテナンス部門の「東武インターテック」、施設部門の「東武エンジニアリング」、駅部門の「東武ステーションサービス」の3社が設立され、大半の業務がこの現業3社に業務委託(水平分業)されています。
 すでに東武鉄道本体では現場の採用は一切ありません。03年以前に東武鉄道本体に入社した労働者も〝人材交流〟という名の出向で現業3社で働いています。いま東武鉄道本体に残っているのは本社機能と管理者だけです。本社の幹部社員や管理者になる人だけが東武鉄道の採用
試験を受ける仕組み
です。

子会社へ入社後に入社試験

 東武鉄道で運転士になるには、まず駅業務を担当する「東武ステーションサービス」に入社し、駅スタッフの業務を経験した後に車掌になります。さらに養成所試験に合格し、運転士になって、そこで初めて東武鉄道本体への入社の道が開かれます。
 東武鉄道本体の社員になるには社員2級→社員1級→試験合格が必要で、最短9年とも言われていますが現業3社から東武鉄道への〝逆転 籍〟はきわめて狭き門です。
 契約社員からスタートの場合、東武鉄道本体の社員になるのはさらに困難です。「正社員登用」「東武鉄道への入社」を謳い文句に低賃金で不安定な雇用で働かせているのです。


 JR東日本の進める水平分業は、鉄道業務のすべてをグループ会社に丸投げ外注化し、大半の労働者に対し子会社に転籍を強いるものです。水平分業と転籍に反対しよう。

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2017年3月23日木曜日

日刊動労千葉 第8260号

エアコンも、飲用や洗面につかう水道もない!
手も顔も洗えない! 石鹸すらない!!
CTSは直ちに改善せよ!

劣悪な職場環境!

 動労千葉は千葉鉄道サービス(CTS)に対して3月17日、「各事業所の休憩施設に関する申し入れ書」を提出した。




動労千葉申20号
2017年3月17日

各事業所の休憩施設に関する申し入れ

1.CTS各事業所における休憩施設について

(1)駅舎清掃を担当する各事業所および出先の駅舎に関して、次の点を明らかにすること。
  ①出先の駅舎で休憩する施設の有無について。
  ②暑さ、寒さをしのぐための冷暖房設備の有無について。
  ③飲用または食器洗浄に使用する水道施設の有無について。
  ④冬季に使用するための湯沸かし器の有無について。
  ⑤洗面施設の有無及び、せっけん等、衛生状態を保持するための備品の有無について。
  ⑥休憩を取るための椅子及び机の有無について。
  ⑦救急箱の有無について。

2.駅舎におけるJR施設(休憩室、飲用の水道、洗面所、更衣室、トイレ等)の使用方に関して明らかにすること。




 すでに、エルダー社員としてCTSに出向して働いている動労千葉組合員が数多くいる。中でも、駅清掃を担当する組合員の職場環境が極めて劣悪だ。
 ある駅での作業待機所は、4畳半ぐらいのスペースの物置小屋。多くの清掃用具、ペーパーやごみ袋のストック置き場、さらには回収したごみの集積所と兼用だ。あいている空間は「1畳半ぐらいしかない」。中にあるのはモップを洗うためのシンクのみで、飲用や洗面につかう水道もない。エアコンはもちろんなく、手を洗うための石鹸すらない。ここで働く組合員は、毎日飲む水を、水筒に入れて持参するか、コンビニ等で買っている。仕事終わりには、各駅で作業を終えた労働者が、指定の便乗列車でいっせいに事務所に帰ってくるため、事業所の事務所も大混雑となり、満足に手も顔も洗えないまま帰宅せざるをえないのが現実だ。
 ここで働く組合員は、まず手を洗うこと、顔を洗うこと。水が使えるところがないことが一番の問題だ」と訴えている。
全CTS労働者の問題だ

 これは、ある駅の特殊な事情ではない。車両センターや大きな事業所の事務所以外は、どの駅でも同じような状態だ。JR東日本は「グループ会社全体としての発展」などと、えらそうなことを言っているが、下請け会社の仲間が置かれている現実が、ここにまざまざと示されている。本当に怒りにたえない。直ちに改善させなければならない。
これは違法状態だ

 言うまでもなく、こうした設備の不備は、労働安全衛生法をもとにした労働安全衛生規則や事務所衛生基準規則など、最低限の基準すら満たさない違法状態だ。春闘の重要な一環として、徹底的に追及し改善をかちとろう。




事務所衛生基準規則

(給水)
第十三条  事業者は、労働者の飲用に供する水その他の飲料を十分に供給するようにしなければならない。
(洗面設備等)
第十八条  事業者は、洗面設備を設けなければならない。
(休憩の設備)
第十九条  事業者は、労働者が有効に利用することができる休憩の設備を設けるように努めなければならない。

闘いなくして安全なし No.113

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFS2JXc2J3WHBiVnM/view?usp=sharing


16年12月4日 川崎鶴見臨港バス
最長16時間拘束「安全のため訴え」
バス運転士ら36年ぶりスト

 16年12月4日、川崎鶴見臨港バスの労働組合に所属する運転士たちが36年ぶりのストライキに立ち上がりました。最長16時間に及ぶ勤務の軽減を求める24時間の時限ストです。

「効率」のために長時間勤務に

 労組は、「中休」と呼ばれる6時間ほどの休憩時間を減らすことを求めました。
 バスの運行は、朝夕のラッシュ時間帯に集中し、日中は間隔が空きます。以前は早朝から午後早くまでの「早出」と、午後から深夜までの「遅番」に分かれていました。
 しかし会社が、「2人を要していた仕事を1人に担当させれば効率よく走らせられる」として、1人の運転士に「中休」を挟んで早朝から夜まで担当させるようにしたのです。
 「中休」は、拘束時間には含まれますが、労働時間とはみなされず、賃金も出ません。
 「中休」を挟む勤務は、5年ほど前は週1回程でしたが、週2、3回にまで増えました。
 労組は、「カネじゃない、安全のために訴えている」と訴えています。

ダイ改合理化に反対し行路緩和を

 JR東日本はダイ改のたびに「ハンドル率の向上」を掲げ、合理化と乗務員への労働強化を繰り返してきました。今年のダイ改でも、ロングラン行路や長時間持ち切りの行路は解消されていません。
 また、「平日と休日の乗務キロに差がある」「休日も効率よく運用するため」として、休日行路を削減して別の行路に移すということも行われました。
 反対の声が上がらなければ、平日でも行路を削減し、運転士の要員数を減らそうという狙いがあることは明らかです。
 こういった合理化・労働強化は必ず事故につながります。行路緩和の実現に向けて、動労千葉とともに声を上げよう。

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2017年3月21日火曜日

日刊動労千葉 第8259号

18年連続ベアゼロ弾劾!
貨物における第2の分割・民営化との闘いを!

貨物会社は3月17日、春闘交渉の回答で、定期昇給4号俸のみの実施という18年連続となるベアゼロ回答を行いました。組合員の生活実態とあまりにもかけ離れた回答であり、断じて認めることはできません。決意も新たに分割・民営化政策の破綻、日貨労の裏切りを明らかにし、貨物に働く全労働者の生活と権利を守るために闘い抜こう!

・定期昇給4号俸

・平成13年以前に採用さ れた社員に1号俸加算(55歳の基本給の適用者 は除く)

・55歳に到達した社員の 基本給月額を55歳到 達月における基本給月 額に71/100を乗じた額に、その他

怒りを新たに春闘貨物団結集会を開催

新たな闘いの始まり

 春闘回答予定日の3月17日、貨物協議会主催による「貨物春闘団結集会」が開催されました。佐藤貨物協議長が司会進行をつとめ、「今日は貨物における新たな闘いの始まりです。なんでも、ざっくばらんに、みんなからの意見をよく聞いて、団結して闘う方針をつくりあげましょう」と集会の方向性を提起しました。
 石川千葉機支部長は「先日のニュースの報道でも、24年ぶりに貨物会社の鉄道事業部門が黒字なると報道された。しかし、みんなの給料はどれほど下がっているのか。怒りを新たに、今年から来年は大事な年になります。団結して闘い抜きましょう」とあいさつ。

今は嵐の前の静けさ

 大竹本部副委員長から春闘交渉の報告、本部を代表して田中委員長から、社会全体とJRをめぐる情勢、「貨物も今は嵐の前の静けさ、分割・民営化につぐような大再編が起きようとしている。やるべきことは絶対に職場を守ること。そのために、我々の側から抜本的に見直すという闘いを創り出そう」と、檄が発せられました。
 各参加者から意見が出され、「1年1年が勝負、もうひと踏ん張り、やるしかない」と大竹副委員長のまとめの提起、石川支部長の音頭による団結ガンバローをもって、貨物における新たな闘いが始まりました。

出された主な意見

・高齢者の職場を確保するために、情報をとりながら今からどうするのか、夏までにはハッキリさせる必要がある。

・乗務につかれて、みんなフーフー言って、いっぱい、いっぱいだ。この辛い仕事を何とかしてもらいたい。

・55歳で基本給3割カット、60歳からもっと酷くなる、モチベーションを上げるためにも、その辺を変えていく取り組みを。

・60歳になって、嘱託として本線に乗務することが
みんな不安になっている。抽象的ではなく、具体的にどうするのか会社に示させるべきだ。

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会報・国鉄闘争全国運動第82号

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/news_82.pdf


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2017年3月18日土曜日

日刊動労千葉 第7258号

3月ダイ改阻止の闘いを引き継ぎ、
春闘第2ラウンドの闘いへ

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8258/

組合員が総決起

 動労千葉は、第2の分割・民営化攻撃粉砕、3月ダイ改阻止、内房線・久留里線の切り捨て反対を掲げ、3月4日から5日にかけて全本線運転士がストライキに起ち上がった。
 3月3日のスト貫徹総決起集会、4日の館山行動、5日のJR東日本本社抗議闘争にのべ200名を超す組合員が決起し、闘いをやりぬいた。
 われわれは2月4日の館山地域集会を地域住民と一体となって成功させ、JR-安倍政権の地方切り捨て攻撃と真正面から闘いぬく陣形を作りあげることをもって、第2の分割・民営化攻撃粉砕の突破口を切り開いた。この力をもって17春闘勝利、分社化・転籍攻撃粉砕、1047名解雇撤回、国鉄労働運動の再生へ全力で突き進もう。

歴史の分岐点

 今次闘争は何よりも、第2の分割・民営化攻撃粉砕への闘争宣言としてかちとられた。国鉄分割・民営化以来の社会の大転換を狙う重大な攻撃が開始されている。
 北海道が発表した1230㎞に及ぶ路線の廃止計画は、30年に及ぶ民営化路線が全面的な破たんしたこと衝撃的に突き出した。しかし安倍政権は、新たな攻撃が社会の「総崩れ」を引き起こすことを百も承知で、国家にとって「付加価値」を生まないものは全て切り捨てて突進することを宣言したのだ。「選択と集中」「国家的大リストラ」。3月ダイ改はその突破口をなす攻撃であった。それともう一つ。「社会丸ごと民営化」「分社化・転籍」「正社員ゼロ・解雇自由」を全労働者に強制する。これが第2の分割・民営化攻撃だ。
 朝鮮半島-東アジアで一触即発の戦争の危機が迫っている。安倍政権は、恐るべき腐敗と反動を噴出させながら戦争と改憲に突き進んでいる。それは第2の分割・民営化-「成長戦略」と完全に一体の攻撃だ。
 しかし、その攻撃の重大な意味について、誰も見すえることすからできていないのが日本の労働運動の現状だ。しかし、この攻撃との攻防の中に、日本の労働者と労働運動の未来がかかっているのだ。だからわれわれは声をあげたのだ。崩れ落ちようとしているのは敵の側だ。この闘いの中から、日本の労働運動が力をとり戻すきっかけを絶対につかみとりたい。それが今次闘争に立ち上がったわれわれの強い決意であった。

勝利の展望

 第2に、館山での取り組み、職場での闘いを通して、この攻撃に立ち向かう力がどこにあるのかを具体的につかみとることができた。
 われわれが本気で声をあげ、木更津支部を先頭に地域への呼びかけを開始すると、その声はたちまち予想を越えてひろがって「内房線と地域を守る会」が組織され、沿線9市・町長も動かざるを得なくなり、2・4館山集会は画期的な成功をかちとった。そして、本格的な組織づくりをめざした努力が継続されている。それは切り捨てられようとしている地方にとって、鉄道を失うことは生きてゆくための死活問題だからだ。館山運転区廃止反対闘争以来10年に及ぶ闘いが、地域の総反乱をつくり出そうとしている。今こそ国鉄闘争を全国に拡大しよう。動労総連合が中心となって地方切り捨て反対、JR体制と安倍政権を打倒とよう。
 さらに、17年に及ぶ外注化反対闘争が、分社化・転籍攻撃を阻む決定的な役割を果たしているのだ。強制出向無効確認訴訟の中でも、この闘いがどれほど大きな位置をもっていたのかが明らかになった。分社化・転籍は、雇用を破壊するだけでなく、労働者を分断し労働組合を破壊する攻撃だ。今次闘争は、分社化・転籍攻撃粉砕な向けた新たな闘争宣言であった。

堪え難い現実


 第3に、第2の分割・民営化攻撃による乗務員に対する耐え難い長時間拘束やロングラン、異常な職場規律強化・処分・配転攻撃に対する反撃の闘いとしてストライキに起ち上がった。生理現象に対する乗務員への人とも思わない攻撃、用を足したというだけで処分をおこない、強制出向までするという攻撃に対して労働者としての怒りを叩きつけた闘いであった。
 労働者意識を徹底的に破壊するために異様な締め付けがおこなわれている。もう限界だ、誰もがそう思っている。黙っていたら全ての犠牲が労働者に転嫁され、使い捨てられていく。われわれはささやかながら、この攻撃に反撃し、全ての労働者の怒りを体現し、ストライキに起ち上がった。何としても組織拡大を実現し、JR体制を打倒しよう。

17春闘第2波闘争へ


 第4に、今次闘争は、貨物・CTSでの春闘勝利へ向けた闘いの第一波闘争として闘われた。「JR崩壊」の犠牲がJR貨物で働く仲間たちに転嫁され続けているのだ。さらに、第2の分・民攻撃=「グループ企業再編」の矛盾がCTSで働く労働者に生きることができないような現実を強制している。CTSでの選別なき無期雇用への転換を何としても勝ち取ろう。17春闘勝利、大幅賃上げ獲得、春闘第二ラウンドの闘いへ全組合員の総決起をかちとろう。

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闘いなくして安全なし No.112

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFX2M3TTdMODdza0U/view?usp=sharing


乗務員に被曝強制するな!
「社会的使命」語りながら
ローカル線は切り捨て

4月1日 常磐線小高~浪江間運転再開

 JR東日本はJR常磐線小高駅~浪江駅間の運転を4月1日に再開すると発表しています。3月7日には、試運転も開始されました。
 浪江町全域に出ている避難指示が、3月31日に常磐線沿線など一部地域で解除されることに合わせた再開だと説明されています。
 しかし、その安全性について会社は、動労水戸との団体交渉で、「自治体が避難解除すること」以外に根拠をあげることができませんでした。
 さらに、17年内とされていた竜田駅~富岡駅間の運行再開を10月頃に前倒しすると発表しました。
 会社はその理由を、「復旧工事が順調に進捗している」からだとしています。
 しかし、福島原発事故は何一つ終わっていません。原発内部では核燃料が溶け落ち、廃炉への具体的道筋もつけられていません。冷却が途絶えれば再爆発の危険もあります。
 避難指示が解除された他の地域でも、戻った住民は1割程度。被曝による危険があり、帰りたくても帰れない人が大勢いるのです。
 この中で、運転を再開すれば乗務員も乗客も被曝と危険にさらされることになります。

地域住民の足は奪っていいのか

 運転再開といっても、現在は誰も住んでいない地域に列車を走らせることになります。
 それでも会社は、「復興のために重要な交通インフラの整備。社会的使命がある」といって運転再開を強行しようとしています。
 その一方で、内房線では3月ダイ改で、日中帯の館山駅~千葉駅間の普通列車をすべて木更津駅での折り返し運転にしました。一昨年の館山駅発着の特急列車廃止に伴って新設された特別快速も廃止。久留里線の上総亀山~久留里駅間の始発・終電も廃止です。
 原発再稼働のために乗務員・乗客への被曝を強制し、「社会的使命」を語りながら地域の足を奪うなど、絶対に許せません。

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2017年3月17日金曜日

外注化阻止ニュース 第307号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka307.pdf


社員99%が約900の子会社に
NTTにおける別会社と転籍の例

 NTTは、JRと並んで民営化と外注化を推し進めてきた企業です。両社とも2000年前後から外注化・分社化を開始しました。JRでは検修部門の外注化が十年以上も遅れましたが、NTTでは、外注化と分社化、そして転籍が激しく進行しました。

3割賃下げで別会社へ転籍を迫る


 NTTは2002年5月、人件費の圧縮など経営効率化を目的として、営業や注文受付、設備の保守・構築、事務などの現業部門を、地域子会社に委託することとし、NTT東西など合わせて約14万人の労働者のうち約11万人を、各県域・地域ごとに営業系・設備系・事務系の3形態ごとに設立した約100社の子会社に転籍・出向させました。
 このうち51歳以上の従業員約5万6千人は、賃金を15~30%引き下げられた上で転籍となり、50歳以下の社員約3万9千人は片道出向扱いとなりました。
 その後、NTT東日本は2005年7月に、NTT西日本は06年7月に、営業系・設備系・事務系の3形態の子会社を地域1社に統合した上で、幹部候補生を除いた社員、2社合わせて約1万4千人を追加出向させました。
 2度にわたる分社化と転籍・出向の結果、NTT東西の社員数は約8分の1に減りました。
 こうしてJRと同時期の1985年に民営化時に31万人を超えた労働者は、いまではNTT持株会社の社員数は3千人以下。約24万人の大半の労働者は分社化された900社超の連結子会社に転籍となったのです。

転籍強要事件も

 NTT東日本では数年前、事務やコールセンター業務などで働く直接雇用の契約社員700人全員を契約途中で解雇し、グループ子会社のNTT北海道テレマートの登録型派遣社員に雇用替えしようとし、転籍強要事件として国会で追及されたこともあります。
 別会社化と転籍は徹底的な雇用破壊の道です。

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2017年3月16日木曜日

日刊動労千葉 第8257号

「65歳まで働く意思を示せばよい」
【無期雇用転換】
CTSとの団交で強く再確認

 動労千葉は3月3日、CTSと春闘第一弾の団体交渉を行った。今回の交渉では、各事業所ごとの該当者の数、申請・面接の詳細を明らかにするとともに、無期雇用転換に際しては「65歳まで働く意思を示すだけでよい」ということを強く再確認した。
 2017年度中に、CTSで働く契約・パート社員の過半数が申請・面接・判定の対象となる。ひとりの雇止め=首切りも許さない闘いをさらに強めていこう。莫大な黒字を積み上げるJR東日本を包囲し、生きていけるだけの大幅賃上げをかちとろう。全組合員の総決起で、CTS、貨物を焦点とする春闘第2ラウンドに突入しよう。

契約・パートの過半数が該当者


 3日の団交では、昨年の就業規則改悪にともなう「無期雇用転換」に関して、事業所ごとの該当者の数、申請手続きと面接の詳細についてただした。
【組合】該当者の数は。
【会社】現在CTSは全体で契約社員330人あまり、パート100人あまり。そのうち合計260人あまりが対象者となる。事業所別では一ノ宮14人、稲毛8人、鴨川13人、館山25人、京葉14人、錦糸町9人、空港11人、成田11人、西船20人、千葉西9人、千葉東26人、銚子12人、津田沼13人、南船橋23人、販売(本千葉)1人、幕張47人、木更津10人。
【組合】無期雇用転換の申請書に何を書くのか。名前を書くだけでいいのか。
【会社】65歳までの雇用を希望するということと、あと一行か二行。
【組合】昨年の団交で「本人が65歳までの就労する意思を示すだけでよい」ということを何度も確認してきた。「無期雇用への転換を希望します」「65歳まで働くことを希望します」で2行。これでいいのか。申請書への記載内容を判断基準にすることはないということでいいのか。
【会社】そこを判断基準にはしない。これまで年々の更新で判断してきた基準と変わらない。
さらに、健康診断時の賃金の取り扱い、夜間早朝手当ての事業所間の格差など、職場アンケートから強く要望があった要求にしぼって交渉をおこなった。深夜早朝手当をはじめとする作業手当改善に関する追及に対しては、会社担当者自身が制度の不備を認めざるをえない現実が明らかになった。
 昨年の団交で確認したとおり、無期雇用転換に際しては「65歳まで働く意思を示すだけでよい」と再確認したことは重大だ。しかし会社は、スキあらば、CTSで働く仲間をフルイにかけようと狙っている。職場の怒りをひとつに集め、こんな違法・脱法、差別選別の制度そのものを撤廃に追い込もう。希望者全員を無条件で無期雇用に、そして正社員にさせなければならない。

生きていけるだけの賃金を出せ!

 職場アンケートの結果によると、CTS労働者の平均手取り額は15万円弱(社員・契約社員、日勤・夜勤を含む平均)にすぎず、その生活実態は、「生活費は足りていますか」という問いに対して、「余裕がある」4%、「だいたい足りる」4%、「ときどき不足」37%、「いつも不足」55%と、実に92%が生活費の不足を訴えている。とりわけ日勤者だけの仲間は、あまりの低賃金ゆえに、この職場で働き続けることさえ困難な現実であり、基本賃金の大幅な引き上げが待ったなしに求められている。
 3・4~5ストライキに続き、春闘第2ラウンドへ全組合員の総決起をかちとろう!

職場アンケート結果

CTS労働者の平均手取り額は15万円弱(社員・契約社員、日勤・夜勤を含む平均)
生活費は足りていますか?


 「余裕がある」4%、
 「だいたい足りる」4%、
 「ときどき不足」37%、
 「いつも不足」55%

外注化阻止ニュース 第306号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka306.pdf


65歳までの就労意思示せばよい
CTS団交報告 無期雇用転換で確認

 動労千葉は3月3日、CTSと春闘第一弾の団体交渉を行いました。今回の交渉で、無期雇用転換に際しては「65歳まで働く意思を示すだ
けでよい」ことを強く再確認しました。
 17年度中にCTSで働く契約・パート社員の過半数が無期雇用転換の対象となります。一人の雇止めも許さず大幅賃上げを実現しよう。
組合 該当者の数は。
会社 現在、CTSは全体で契約社員330人、パート100人あまり。そのうち計260人あまりが対象者となる。事業所別では一ノ宮14人、稲毛8人、鴨川13人、館山25人、京葉14人、錦糸町9人、空港11人、成田11人、西船20人、千葉西9人、千葉東26人、銚子12人、津田沼13人、南船橋
23人、販売(本千葉)1人、幕張47人、木更津10人。
組合 無期雇用転換の申請書に何を書くのか。名前を書くだけでいいのか。
会社 65歳までの雇用を希望するということと、あと一行か二行。
組合 昨年の団交で「本人が65歳までの就労する意思を示すだけでよい」と何度も確認してきた。「無期雇用への転換を希望」「65歳まで働くことを希望」の2行で良いのか。申請書への記載内容を判断基準しないということでいいのか。
会社 そこを判断基準にはしない。これまで年々の更新で判断してきた基準と変わらない。
さらに健康診断時の賃金の取り扱い、夜間早朝手当ての事業所間の格差など、職場アンケートで強く要望があった要求にしぼって交渉を行 いました。
 深夜早朝手当をはじめとする作業手当改善に関する追及に対しては、会社担当者自身が制度の不備を認めざるをえませんでした。

 職場アンケートでは、CTS労働者の平均手取り額は15万円弱。「生活費は足りていますか」の問いには92%の人が生活費の不足を訴えてい
ます。特に日勤者は、低賃金でこの職場で働き続けることも困難です。基本賃金の大幅な引き上げが待ったなしに必要です。

▪職場アンケート結果

◉CTS労働者の平均手取り額は15万円弱(社員・契約社員、日勤・夜勤を含む平均)
◉生活費は足りていますか?
  
「余裕がある」 4%
「だいたい足りる」 4%
「ときどき不足」 37%
「いつも不足」 55%
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2017年3月15日水曜日

日刊動労千葉 第8256号

市東さんの農地を守ろう!
第3滑走路やめさせよう!
戦争に進む安倍政権を倒そう!
3・26全国総決起集会へ

 すべての組合員のみなさん! 三里塚芝山連合空港反対同盟は来る3月26日、全国総決起集会を昨年に続いて成田市内・ニュータウンの赤坂公園で開催します。 昨年10月25日、最高裁は、市東さんの農地強奪を目的とした農地法裁判において、反対同盟側の上告を棄却する反動判決を行いました。これにより、何時でも強制収用が可能な状況となっています。

『執行停止の決定』

 反対同盟は、直ちに農地強奪阻止に向けて、「昨年11月30日、『請求異議の訴え』とその仮処分申請にあたる『強制執行停止申立』を千葉地方裁判所に行い、受理させました。2月14日の執行停止申立の審尋では、『執行停止の決定』をかちとりました。最高裁の反動決定の不正義と対比をなす市東さんの正義の主張が千葉地裁を圧倒し、『判決は確定したがその判決を執行できない』という、いまだかつてない勝利に向け第1歩を踏み出したのです。」(招請状から)

「闘争本部」立ち上げ
 
 1月9日の反対同盟旗開きにおいて「強制収用粉砕闘争本部」立ち上げ、臨戦体制に入っているなど、現地は重大な局面を迎えています。空港拡張による農地・環境破壊は、工業製品とひきかえに国内農業をつぶすものです。「命より金もうけ」は、「系統分離」=ローカル線切り捨ての考え方と根っ子は同じです。

労農連帯の真価をかけ

 一方、安倍政権は、改憲と戦争に向けた攻撃を激化させています。成田空港の第3滑走路は軍事空港への道です。また、治安弾圧攻撃として今国会での新共謀罪―「テロ準備罪」成立を狙っています。政府に反対の声を上げる反対同盟や労働組合などへの弾圧強化を狙ったものであり、絶対に許すことは出来ません。
労農連帯の真価をかけて闘う時が来ました。三里塚は今の世の中、社会のあり方を問い続ける「世直し」の闘いです。
韓国ではついにパククネを打ち倒しました。全世界で労働者民衆の闘いが始まっています。動労千葉が先頭にたって、三里塚に多くの労働組合旗を林立させましょう。
「反戦・反核の砦=三里塚」から総反撃を開始しよう!

市東さんの農地を守ろう 第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒!
3・26全国総決起集会

【日時】3月26日(日)正午
【会場】成田市赤坂公園
【主催】三里塚芝山連合空港反対同盟




第26回家族会定期総会

3月20日(月・祝日) 午後1時~DC会館

  組合員のみなさん、家族会のみなさん。動労千葉家族会は、3月20日に第26回総会の開催します。  動労千葉は、3・4ダイ改ストライキを期して第2の分割・民営化粉砕に向けた新たな闘いに突入しました。動労千葉の組織強化・拡大のためにも家族会の協力、支えが絶対に必要です。定期総会の成功を勝ちとるため全支部からの結集をお願いします。

日刊動労千葉 第8256号へのリンク


2017年3月13日月曜日

日刊動労千葉 第8355号

3・4~5春闘第1波スト貫徹!
第2波、第3波の闘いへ!
スト貫徹!
3.3総決起集会での職場からの発言

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8255/

スト拠点支部

◎千葉転 高澤支部長
明日12名の仲間がストに立ち上がる。2月4日の館山集会に参加し地域の訴えを聞きましたが、内房線切り捨ては交通弱者、そして高校生や通勤客に直撃する。地域の人と共に声を上げ闘っていきたい。

◎津田沼 長田執行委員
 明日1名がストに入る。 職場で毎朝、「お客さま・地域とともに私たちはまごころをこめたサービスを行い、お客さま・地域の皆さまのご期待を実現します」という行動指針が読み上げられるが、『地域』とはどこのことだ。館山も地域ではないのか。

◎銚子 関根支部長
 明日5名、5日に3名がストに入る。銚子の特急が切られる中で今度は成田線が切り捨てられようとしている。現に成田線は銚子―千葉間は7時間30分も直通運転がない。明日の館山行動には銚子支部は危機感を持って参加したい。

◎佐倉 椎名副支部長
 明日のストには日勤と泊で3名がはいる。ストに入らない組合員も気持ちは一緒で闘います。

◎京葉 田辺支部長
 京葉は本線乗務員3名ですが、1名がストに入る。CTSに2人の組合員がいるが、これから再契約、再雇用が問題になる。その時は是非皆さんの力が必要です。

◎木更津 梶江支部長
 2・4館山集会は成功裏に行われた。前回は特急廃止、そして特快廃止、直通運転廃止、そして朝5時台の館山駅の2本の始発が廃止だ。これは国鉄時代からあった列車だ。10年前の館山運転区廃止以降の削減で、南房総から企業の撤退、観光産業の衰退と生活が成り立たない状況になっている。久留里線では久留里から先は居住できない状況だ。これこそが国鉄分割・民営化がもたらしたものだ。 動労千葉の闘いと地域の怒りが結びつき、これ以上の列車削減は許さない、特急復活へ闘っていく。

貨物・CTSなど

◎千葉機 石川支部長
 18年連続ベアゼロです。回答日には集会をやります。よろしくお願いします。

◎CTS組合員(幕張)
 CTSでも春闘を闘う。特に来年度から始まる契約社員、パート社員で始まる無期転換社員試験が争点になる。会社は「正社員試験よりハードルが低い、65歳まで働くのかという意思確認程度」と言っているが、鵜呑みには出来ない。系統分離で列車削減され、事業所の縮小が予想される。一方、エルダー社員が増え、年々採用のハードルが高くなることを意味する。現在共に働いている仲間を一人も失いたくはない。一旦採用されたら最後まで雇用するのが会社の責任だ。我々も鉄路に生きる一員として誇りを持って闘っていく。

◎幕張 野村組合員
2月28日に職場集会を行い全員が意思統一を行った。 第二の分割民営化ー全面的外注化、その先にある分社化・転籍の攻撃に対して闘う決意だ。最大の課題は組織拡大だ。支部は全力で闘う決意だ。

◎半田車技分科会長
  JR東は出向を伴う外注化から子会社化・転籍を推し進めようとしている。本年度からその姿があらわになる。先日、職場の若者と話したら駅業務がCTSからJESS委託になり百名が転籍したことを知らなかった。水平分業の意味もわからなかった。もっと学習会などやっていきたい。

◎北島青年部長
自分は誇りを持って運転士をやってきた。地方切り捨てには腹立たしい。東労組の連中にもっと働きかけ、組織拡大に向けて頑張る。 絶対にできるので力を貸してください。

日刊動労千葉 第8355号へのリンク

2017年3月12日日曜日

日刊動労千葉 第8354号

第二の分割・民営化攻撃
―「選択と集中」「水平分業」を打破しよう!
全面外注化阻止!
車両技術分科会第28回定期委員会開催

http://doro-chiba.org/nikkan_tag/8254/

 車両技術分科会第28回定期委員会が、2月19日、DC会館において開催された。
 委員会は、議長に川村委員(幕張)を選出して行われた。冒頭あいさつに起った、半田会長は、「第二の分割・民営化攻撃の軸である全面外注化は、駅業務全般への規模拡大、転籍―子会社化などさらなる推進に踏み出そうとしている。これは安全を危機につき落す。安全の崩壊は人命の危機に直結している。何よりも、現場から偽装請負などの実態を暴き、技術分科会としての役割を果たし、外注化攻撃と断固として闘っていきたい」と、1年間のJR―CTS闘争の成果を確認しつつ述べられた。
 来賓として、本部・川崎書記長より、「水平分業」、「系統分離」を中心に状況が説明され、JR―CTSを貫く組織拡大を闘って、一体となって進んでもらいたいと方向性が示された。
 続いて、動労水戸の杉井執行委員から、動労水戸第35回定期大会で確認した5点の闘いが報告された。
 一般経過報告~方針(案)が提起された後、一括質疑に入った。

〈質疑での主な質問・要望〉

※来年度のエルダー雇用先の提示について状況はどうなのか?
※千葉派出では作業日報に対応者の氏名を記入するということがあった。4名出面の業務の中身が違うため、こうした方式はおかしいことを指摘し訂正となった。
※業務指示書などで見ていると、指令員の人数が、現場の要員数とほとんど変わらない。現場で実際に働く人を増やしたほうがいいのではないか。
※ダイ改での「系統分離」によっては、君津から先の故障時対応は、これまでのように千葉派出から直接いけないなどの状況が発生するのではないか?
 以上のような論議を踏まえ、全面外注化を止めていく闘いを、分科会の総力をあげて進めていくことを確認した。




2・17 2017年動労千葉弁護団総会開催

 2月17日、17年動労千葉弁護団総会がDC会館において開催され、葉山弁護団長をはじめとした弁護団の弁護士が出席した。
 冒頭、挨拶にたった葉山弁護団長は、1047名闘争で最高裁に不当労働行為を認めさせた勝利の重要性を提起し、「国鉄改革法23条に『設立委員会の行為はJRの行為』と規定されている。JRが『当社は関係ない』というのは大ウソ。この点でJRを追い詰めることが核心」と提起した。
 動労千葉からあいさつで田中委員長は、分割・民営化体制の破綻や革マルの空中分解的状況、1047名解雇撤回や外注化阻止の裁判闘争で切り開いた地平を提起。
 また、2・4館山集会の成功など闘いの報告と、第2の分割・民営化攻撃と立ち向かう新たな国鉄闘争への決意を語った。
 外注化阻止闘争の柱でもある出向命令無効確認訴訟では、3回の証人尋問で現場から安全破壊や偽装請負の実態を暴露し、労働局から偽装請負を指摘する指導票が出され外注化が破綻寸前だったことを暴いた。会社は完全に圧倒され外注化や出向の正当性を一つも語れなかった。この闘いの前進とさらなる取り組みの強化が確認された。
 また、新たに16年不当家宅捜索への国賠訴訟、4月退職者への夏季手当差別への損害賠償事件で提訴したことが確認された。

日刊動労千葉 第8354号へのリンク

2017年3月11日土曜日

機関誌『動労千葉』No.37 発行



今年は国鉄分割・民営化から30年になります。私たち国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)は、85~86年の2波のスト以来、国鉄分割・民営化反対を貫いて全力で闘ってきました。この節目にあたり、1月29~30日に第23回全支部活動者研修会を開催しました。ここでの意思統一の下に、2・12国鉄集会を成功させ、17春闘を全力で闘っています。本誌には研修会での二つの講演を収録しました。田中康宏委員長が、第2の分割・民常化粉砕へ闘う方針を全面的に提起しました。動労千葉労働学校講師の藤村一行さんは、アメリカ・トランプの登場を中心に激動する現代世界を舌鋒(ぜっぽう)鋭く説き明かしました。時代の転換点にあたって階級的労働運動の復権が求められています。そのために、本誌をご活用ください。 頒価600円

動労水戸情報613号

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/2a06c225.pdf


出向無効確認訴訟
全3回の証人尋問を闘い抜く
民営化・外注化は究極の社会破壊

「コスト削減」=全業務をプロパーに丸投げ

 1月13日の出向無効確認訴訟・第3回証人尋問では、動労総連合・田中康宏委員長とJR東日本本社・池田裕彦車両運輸部次長が証人に立った。
 田中委員長は証言の中で、鉄道業務はそもそもJR本体の指示がなければ動かないという事実を説明しながら、委託会社が独自に業務を行うことはありえないと断じた上で「JRの丸写しの作業要領を使い、JRの設備である信号に従い、JRが詳細に定めた運転・検査方法に従って業務を行う。社員の健康診断までJRの基準だ。これが偽装請負ではなくて何なのか」と訴えた。
 
 本社・池田証人は、外注化による「コスト削減」について、具体的な削減目標は「わからない」と回答。「労働密度の向上」については、委託会社のプロパー労働者に、清掃・運転・仕業検査・誘導の全てをやらせることによって、空き時間をなくしコストを削減すると回答。入社から定年まで働いても月20万円にも満たない低賃金のプロパーに鉄道業務の全責任を押しつけると会社は宣言したのだ。傍聴者からは激しい怒りの声が飛んだ。
 
 動労総連合弁護団は池田証人をさらに追及した。

JRは赤字なのか?
池田「違う」
外注化する必要があるのか?
池田「グループ会社の一体的 発展を考えて…」
出向は原則3年としているが、JRに戻す計画は発令の時点であったのか?
池田「戻っている人はいます」
なぜ平成採は返して、国鉄採は返さないのか?
池田「平成採には将来いろいろな道がある」
発令の時点でJRに返す計画があったかどうかだけ答えてください
池田「なかった」

 裁判長からの「なぜ外注化したか答えてください」「エルダーを自社で雇えるのではないですか?」との質問にも、池田証人は答えられない。「外注化の目的」について本社代表が答えに窮するという異常事態だ。
 
労働局が3支社に指導票
JRの偽装請負を指摘

 
 裁判では、組合側の要求した文書提出命令によって、千葉・水戸・高崎3支社に対して、労働局(労働基準監督署を管轄する厚労省の地方機関)からの「指導票」の内容が明らかになった。指導票とは、労働法制に違反しそうな企業に労働局が出す、いわば「イエローカード」だ。
 
 労働局は、運輸長→運転区長→運転士という鉄道の厳格な責任体制を前提に、今回の外注化で「請負事業者(=鉄道サービス)の労働者が、実質的にJR東日本の管理監督の下で業務を遂行しなければならない場合は、労働者派遣事業に該当します」と指摘している。
 そして「JR→鉄道サービスへの出向は労働者派遣になっているのでは?鉄道業務への派遣労働は鉄道事業法違反となる。違うというならちゃんと説明しなさい」としている。
 しかし会社は「労働局がそれ以上何も言ってこないからクリアした」などと無視を決め込んでいる。行政機関からの指摘すらないがしろにするJR東日本は「ブラック企業」そのものだ。
 
 今回の証人尋問でも、組合側弁護士の「鉄道事業法では、乗務員の資質管理はJRで行い、運転管理者は、例えば車両センターではセンター所長であることは知っていましたか?」の質問に対し、池田証人は「はい」と答えた。構内運転業務が外注化された職場であっても、運転管理者は鉄道サービス事業所の所長ではなくJR本体の管理者だということをJR本社が認めたということだ。
 業務が外注化されプロパーが仕事をしていても、管理はJRが行う…これは明確な偽装請負だ。職場と裁判の闘いが法律違反を暴き、JR本社を決定的に追い詰めている。

動労総連合に結集しよう!
転籍攻撃と闘おう!
 今年からJR本体→子会社への転籍攻撃がポテンシャル採用を皮切りに本格的に始まる。平成採に会社は「JRに残りたいならば、周りを蹴落として上を目指すか、それができなければ子会社へ転籍になるか」の究極の二択を突きつける。強制出向の次は強制転籍だというのだ。
 
 労働者が生き残る道は、仲間と団結して闘うことだ。これからの社会を担う青年の決起が外注化・転籍攻撃を止める力になる。全ての労働者、とりわけ青年労働者は動労水戸・動労総連合に結集し共に闘おう!

ビラへのリンク

2017年3月10日金曜日

3・26全国集会に結集を!

http://www.sanrizuka-doumei.jp/home02/170326syoseijo.pdf


招請状へのリンク

闘いなくして安全なし No.111

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFdlZXVTY2eXJUcVU/view?usp=sharing


3.4動労千葉がスト突入!
内房線・久留里線切り捨てに怒りの決起

 3月4日、動労千葉は3月ダイ改反対を掲げてストライキに立ち上がりました。
 そして4日午後、ストに決起した組合員を先頭に120人が館山駅前に集まり、抗議行動が行われました。

地域から続々と怒りの声

 館山駅前の商店街のビラ入れでは、商店主から「観光地なのに特急も来ない。何とかしてほしい。署名でも何でもするつもりだ」と切実な訴え や、「市民が大金を出して立派な駅を造ったのに列車を走らせないとは許せない」というJRへの激しい怒りの声が出されています。
 列車の削減は、地域での生活そのものを破壊してしまいます。そこで生活する人々にとって本当に切実な問題です。
 ストライキ前日の3日には、ストライキ貫徹の総決起集会に200名が集まりました。そして5日は、動労総連合の仲間と共にJR東日本本社前に300人が集まり、1047名解雇撤回、外注化・分社化阻止、地方切り捨てのダイヤ改悪反対を訴えました。

全社会的な地域切り捨てに反撃

 今回のストライキは、地域の怒りを結集し反撃していく出発点になっています。
 JR東日本は、内房線の館山―千葉間の直通運転廃止を、「系統分離」と呼んでいます。君津以南は、「別系統」として第3セクター化や廃線を狙う攻撃です。全国的にも、「選択と集中」「戦略的ダウンサイジング」を掲げて、ローカル線切り捨てを進めています。
 これは単にJRだけの問題ではありません。「国の利益にならない」なら地域そのものを切り捨てようという、国家政策のためのものでもあります。動労千葉はこれに対し、地域の怒りと一体となってストを闘い、反撃を開始しています。

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