2017年8月17日木曜日

外注化阻止ニュース 第333号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka333.pdf


職場環境の改善へ  賃上げ・要員増を
動労千葉 CTS清掃部門交流会での声

 動労千葉は8月2日、清掃部門交流会を開催しました。5月に続いて2回目となります。今回は、CTS清掃事業部門に就労したエルダー組合員も参加しました。
 動労千葉の田中康宏委員長は「何よりもCTSでの労働条件を改善すること。今年も最低賃金の引き上げでCTSではまた千葉の最低賃金を下回る。秋の賃金引き上げ闘争に取りくむ」とあいさつしました。
 北村・武特別執行委員は、契約・パート社員の無期雇用転換(前期分)の合否判定の通知が遅れていることについて「昨年、会社は『65歳まで働く意思を示せばよい』と団交で回答した。全員を無条件で無期雇用にするのが当然。油断せず闘いを強めたい」と強調しました。

駅休憩所問題の取り組む

 各参加者から職場の状況について意見が出されました。
 駅清掃時の休憩所問題については「会社は、各駅に石けんは置くようになったが、あとは何ひとつ変わっていない」と報告された。
 他の駅でも状況は同じで、酷暑の中で飲料水もなく、飲み物を自腹で買っても冷蔵庫もない。下着まで汗だくになっても風呂どころかシャワーさえ浴びられない。
 A事業所で働く組合員は「『(駅の現場に)冷蔵庫はいりますか?』と聞いてきた。『そりゃいるよ』と答え、他の女性たちも『冷蔵庫、買ってくれるの!?』と話になり、管理者が『いや、いや…』といったやり取りがあった」と報告。
 現場の実情を突きつければ会社も動かざるをえません。5月末に行った団交に続いて、劣悪な職場環境の改善に引き続き取り組んでいくこと、一つずつ具体的に改善させていく重要性を強く確認しました。

賃上げと要員要求を一体で

 車両センターで働く仲間からは「うちでは事務所で麦茶を沸かしたり、ポカリスエットや塩アメを会社が買っている。駅で働く人にも、会社が熱中症対策で飲料水ぐらい配って当然だ。事業所で差があること自体もおかしい」という意見も出されました。
 「厳しい暑さの中、人が足りないのもあって、勤務シフトがめちゃくちゃで体調崩している人が多い。しかし会社は『各自、体調管理に気を付けるように』というだけで、きわめて無責任」という報告も。
 賃金引上げと一体で、しつこく要員を要求していくことも確認しました。

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