2017年3月9日木曜日

外注化阻止ニュース 第305号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka305.pdf


ローカル線切り捨てやめろ
ダイ改反対
動労千葉の乗務員延べ70人がスト

 3月4日ダイ改に抗議して動労千葉は3月4日始業時から5日まで、本線運転士延べ70人が
ストライキに突入しました。
 JR東日本は、一昨年のダイ改で館山駅発着の特急列車を廃止したことに続き、今回のダイ改で昼間帯の館山駅~千葉駅間の普通列車をすべて木更津駅での折り返し運転にし、特急列車削減に伴って新設されたはずの特別快速も廃止しました。
 また久留里線の上総亀山~久留里駅間では、昼間は5時間半以上も列車が走らない上に、上総亀山駅からの5時07分発始発列車と22時59分着最終列車が廃止となりました。

館山駅市民から怒りの声

 「利益を生まない」からと地域を切り捨てることは許されません。スト当日の4日午後、組合員ら120人が館山駅前に結集し、抗議行動を行いました(写真上)。
 館山駅前の商店街や利用客から「観光地なのに特急も来ない。なんとかしてほしい。署名でも何でもする」「市民が大金を出して立派な駅を造ったのに列車を走らせないとは許せない」というJRへの怒りの声が報告されました。
 他方、ダイ改のたびに乗務員への労働強化と締め付けも強化されています。
 乗客が乗務員を撮影してインターネットに流すことを、会社は職場支配に利用しています。乗務員は一挙手一投足を監視され、些細なことで乗務停止や配転・強制出向、処分・解雇。職場は息もできない状況です。今回のストはこれとの闘いでもあります。
 スト2日目の5日の昼、動労千葉と動労総連合は、JR東日本本社前で抗議行動を行いました(写真下)。

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