2017年2月18日土曜日

闘いなくして安全なし No.108

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFaGIxenlVcXVhRE0/view?usp=sharing


地域から将来の希望を奪うな!
内房線切り捨てのダイヤ改正に反対し170人が結集

 2月4日、内房線と地域を守る会(松苗禮子代表)が呼びかけた「内房線切り捨てのダイヤ改正に反対する集会」が開催され、地域住民など170名が参加しました。

地元住民から次々に反対の声

 腹話術でアピールした松苗禮子代表は、「『JRのやり方はおかしい』『各駅停車の折り返し運転はやめて』『特急を走らせて』と運動ができれば大きな力になる」「運動の秘訣は絶対に諦めないこと」と訴えました。
 青木愛参議院議員、館山市議の鈴木順子議員、石井敏宏議員や多くの地域住民の方たち から発言がありました。
 「安房地域を活性化させたいのに、これではますます寂れてしまう」
 「田舎はますます不便になる。直通運転の廃止は何としても止めてほしい」
 「公共交通である鉄道を住民の意志を無視して運行すること自体がおかしい」
 「さらなる列車削減、第3セクター化に向けて反対運動をつくりたい」
 地域住民の思いは本当に切実です。

地域と内房線を守りぬこう

 動労千葉を代表して発言に立った木更津支部の山田繁幸本部執行委員は、これまでダイ改のたびに館山運転区廃止や特急の廃止などの地域切り捨てが行われてきたことをあげ、「会社のいう『系統分離』は、分離運転―ワンマン化への一歩」と訴えました。
 また、ワンマン運転が導入された久留里線は、日中は5時間半も列車が来ないほど列車が削減された上に、駅も無人化され、さらに上総亀山駅発の初電、亀山着の最終列車の削減が提案されています。
 この地域切り捨ての実態に対し、「自分たちの地域と内房線が切り捨てられるのを、会社の言いなりで黙っていられない。館山と内房線を守るために怒りの声をあげ続けていきたい」と決意を語りました。

ニュースへのリンク